2004年05月27日(木) 16時33分
元巡査長が違法拘束と提訴 京都府に500万円賠償請求(共同通信)
現職中に覚せい剤取締法違反容疑で京都府警に逮捕され、有罪判決を受けて服役した元同府警巡査長の男性が27日、逮捕前に身柄を6日間違法に拘束され、精神的苦痛を受けたなどとして、京都府に500万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こした。
訴状などによると、男性は亀岡署に勤務していた1999年8月12日、覚せい剤を使用したとして、府警本部で薬物対策課(当時)の事情聴取を受けた。男性は帰宅や外部への電話を禁止された上、就寝中も監視付きで同17日の逮捕前も身柄を拘束された。
男性はその後、九条署から押収品の覚せい剤約80グラムを盗んだなどとして再逮捕された。取調官に対し、同署では捜査員らが日常的に押収品の覚せい剤を持ち帰っていたと訴えたが、捜査は行われなかったという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040527-00000154-kyodo-soci