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2004年05月26日(水) 01時52分

折り畳み式ベビーチェアで事故9件、メーカー無償交換読売新聞

 ベビー用品メーカーのコンビは25日、全国の商業施設などのトイレで使われている折り畳み式のベビーチェアで、折り畳み部分のすき間に幼児が指を挟み、骨折するなどの事故が9件起きたと発表した。改良品への無償交換を26日から始める。

 無償交換するのは、同社が製造し、同社の子会社が2001年11月から販売した「ベビーキープE—FL」と「ベビーキープE—WA」の計6999台。壁際に折り畳んである座面を手前に引いて平らにすると、親が用を足している間に、幼児1人を座らせられる。

 同社によると、幼児が落ちないようにする「股ガード」と座面の接合部には、わずかなすき間があり、2003年8月、愛知県内のスーパーで2歳の女児が接合部に指をかけて手前に引いた際、左手の小指が挟まって爪がはがれた。今年5月までに確認できただけで、2—3歳の幼児が指先を切ったり血豆ができたりした事故が計9件あり、うち2件は骨折していた。

 コンビは、親が目を離したすきに子供がいすを広げようとしたり、子供が接合部に指をかけているのに気づかずに親がいすを広げてしまったりして事故が起きたとみており、「幼児が自分でいすを広げることは想定していなかった」と釈明している。

 問い合わせは、コンビコールセンター(0120・370・745)で午前9時から午後5時まで受け付ける。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040525-00000315-yom-soci