2004年05月26日(水) 13時31分
三菱車に新たな火災1件 国交省「リコール検討すべき」(共同通信)
三菱製大型トラックのクラッチの欠陥を8年間隠ぺいしていた問題で、1992年7月に山口県内でクラッチの欠陥が原因で車両火災が1件起きていたことが26日、国土交通省の調べで分かった。
この火災でけが人はなかった。クラッチの欠陥によるトラブルは約70件発生しており、車両火災は計3件となった。
うち2件は92年に起きている。国交省は「車両トラブルの中でも重大な車両火災については、きちんと原因を調べ、原因次第ではリコールを検討すべきだった」としている。
国交省や下関地区消防本部などによると、山口県のケースは92年7月30日午後6時55分ごろ、同県下関市形山の中国自動車道小月−下関間で発生。三菱製10トントラックが走行中、車両下部から出火した。クラッチハウジングが破損し、動力を後輪に伝えるプロペラシャフトが外れ、燃料タンクを破損していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040526-00000083-kyodo-soci