2004年05月26日(水) 12時54分

顧客のメールアドレス流出　自転車老舗のツノダ（共同通信）

　自転車老舗メーカーのツノダ（愛知県小牧市）が管理する顧客の電子メールアドレスと登録名約１万６０００人分が外部に流出したことが２６日、分かった。同社は顧客に流出を知らせ、被害状況の確認を進めている。
　流出したのは、新製品情報などを伝えるメールマガジンの購読者名簿の一部。名簿には送付先メールアドレスとあて名が記され、コンピューター上で管理されている。
　２４日、同社のメールマガジンを改ざんした電子メールが顧客に送られて発覚した。改ざんメールには１通につき３００−４００人の名簿が添付されていたほか、同社ホームページのアドレスが書き換えられ、気付かずに接続するとウイルスに感染するように設定されていた。
　同社によると、これまでに１人の顧客がウイルス感染した。同社は「何者かがコンピューターシステムに侵入し情報を盗んだらしい。早急に対策を講じる」としている。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040526-00000088-kyodo-bus_all