2004年05月26日(水) 10時41分
15億円所得隠しで追徴 「アガリクス茸」製販会社(共同通信)
人気健康食品「アガリクス茸・仙生露」を製造販売する「サンドリー」(大阪府堺市)が大阪国税局の税務調査を受け、約15億円の所得隠しを指摘されていたことが26日、分かった。
同社は複数年にわたって赤字があり、欠損金が所得から差し引かれたため、追徴税額は重加算税を含め、約1億5000万円。同社は既に修正申告した。
関係者によると、サンドリーは2002年6月期までの1年間に、自社が販売した商品を子会社が販売したように見せかけ所得を圧縮。国税局は「悪質な仮装・隠ぺいにあたる」としてほぼ全額を重加算税の対象としたもようだ。
同社は薬局や百貨店などで商品を販売、売り上げを伸ばしていた。
サンドリー財務部は「当局とは見解の相違があったが、通常の税務申告後に誤りに気付き自主修正した。加算税の納付も終えた」としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040526-00000051-kyodo-soci