2004年05月21日(金) 00時00分
「レイク」を一斉提訴(朝日新聞・)
GEコンシューマー・ファイナンス(本社・東京)が展開する消費者金融「レイク」の元顧客らが20日、計16件、総額約1千万円の過払い金の返還を求める訴訟を、さいたま地裁と県内6カ所の簡裁に一斉提訴した。多重債務者の債務整理に携わり、簡裁訴訟の代理人を務める司法書士22人が「同社の情報開示が不十分」として踏み切った。司法書士主導の一斉提訴は県内初という。
訴えは、16人の顧客に1人当たり約2万円〜187万円の利息制限法の制限利率を超える過払い利息を返還するよう、同社に求める内容。地裁とさいたま、川口、所沢、飯能、熊谷、川越の各簡裁に提訴した。ほかの消費者金融会社を相手取った提訴も検討中という。
レイク対策埼玉司法書士団の古久根章典団長は「提訴を端緒として、利息制限法がいかに無視されているかを明らかにしていく」と話している。
同社に対しては埼玉弁護士会所属の弁護士らによる過払い金返還などの訴訟も起こされている。
(5/21)
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=5369
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