2004年05月21日(金) 17時05分
ACCS、個人情報流出事件で被告にネット監視を義務づける仮処分を申し立て(Scan)
ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)は5月20日、同協会が運営する「著作権・プライバシー相談室ASKACCS(アスクアックス)」サイトに不正アクセスし個人情報を流出させた元京都大学研究員に対し、ネット上の監視を義務づける仮処分の申し立てを行った。具体的には、不正入手した個人情報と自らが作成した個人情報が含まれる資料が流布・拡散していないかについて、インターネット掲示板やファイル交換ソフトなどを今後1年間、1日1回以上の割合で点検すること。個人情報の掲載を確認した場合は、掲示板の管理者などに対して個人情報の削除を求め、当該個人情報を掲載した者を特定するための情報収集を行うこと。ファイル交換に供された場合は、当該個人情報の発信者を特定するための情報を収集すること。月に1回の割合でACCSへ点検状況の報告を行うことを求めている。
ACCS
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