横浜市役所も４６２人分市民の税関係データＦＤ誤って送付（中日新聞）

2004年05月20日(木) 00時00分

　横浜市税務課とシステム管理課では、市民の給与から市・県民税を天引きするためのデータ四百六十二人分が書き込まれたフロッピーディスク（ＦＤ）が、無関係の会社に誤って送付されていたことが十九日、分かった。

　市は、天引きする税額と従業員の住所、氏名を記載した「市民税・県民税特別徴収額通知書」を各会社に送る。従業員の多い会社には、徴収データをコピーしたＦＤも、電算処理用に同封する。

　市システム管理課の三十歳代男性職員が、パソコンで市内三十社分の本年度分データを別々のＦＤにコピーする作業中、誤って同じ会社のデータのＦＤを二枚コピーし、今月十一日に送付した。

　同十四日、東京都品川区の会社が「別の会社のデータが入ったＦＤを受け取った」と市に連絡。市は同日中に回収した。

　ＦＤのデータが正しいかどうかのチェックはしておらず、市は今後、二重三重の点検を行っていきたいとしている。

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