2004年05月20日(木) 11時03分
情報流出、116万人分か 消費者金融の三洋信販(共同通信)
消費者金融大手、三洋信販(福岡市)の顧客情報流出問題で、同社は20日、1162人分の情報流出が確認され、漏れたのは合計で約1万8000人に達したことを明らかにした。同社によると、116万人分の顧客情報が入ったCD−ROMが名簿業者などに出回っており、今回の判明分はその一部という。
三洋信販の全顧客情報200万人分のうち、過去の貸し倒れ分や連絡先不明者などを除いたのは約120万人分。同社はこの大部分が流出した可能性があるとみて、顧客に債権回収を装った架空請求の被害に遭わないよう注意を呼びかけている。
同社によると、新たに判明した顧客情報は氏名や住所、生年月日や貸付残高が含まれていた。データは昨年7月と同10月に流出したことが内部調査で判明しているが、今回の情報は貸付残高情報などから昨年10月に漏れたとみられる。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000070-kyodo-soci