2004年05月19日(水) 00時00分
天然魚介類のニセ表示調査(朝日新聞・)
養殖の魚介類が、正しく「養殖」と表示されているかどうかを調べる農林水産省の特別調査が19日、盛岡市のスーパーを皮切りに始まった。6月末までに、県内の60店舗を調べ、ニセの「天然もの」がないかを、厳しく見極める。
この日は、盛岡市津志田のスーパーで、東北農政局岩手農政事務所の職員3人が、タイやアジ、サバなどの表示に目を光らせた。
調べるのは、市場のほとんどを養殖魚が占めるというマダイや、ブリが中心。伝票で仕入れと販売の状況を確認するほか、魚を買い取って、体内の成分を化学的に分析する抜き打ち検査も実施して、徹底的に「ニセ魚」を突き止めるという。
日本農林規格(JAS)法では、00年4月から、養殖や解凍した魚には、その旨を表示することを義務付けている。
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http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=5567
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