2004年05月19日(水) 14時58分
新弁護人も接見できず オウム松本智津夫被告(共同通信)
地下鉄、松本両サリン事件などで殺人罪などに問われ、1審東京地裁で死刑判決を受けたオウム真理教松本智津夫被告(49)=教祖名麻原彰晃=が、控訴審の私選弁護人を受任した松井武弁護士(第二東京弁護士会所属)の接見の求めに一切応じていないことが19日、分かった。
松井弁護士は、これまで報道機関の取材を拒んでいたが、19日午前、初めて共同通信の取材に応じて明らかにした。
今後、複数の私選弁護人が選任される見通しも示したが、控訴審での主張を被告本人と話し合うことができないため、弁護方針が固められない状態だという。
松本被告の控訴審は来年にも始まるとみられていたが、さらにずれ込む可能性も出てきた。
松本被告は、1審の弁護団にも、最終段階ではほとんど接見に応じていなかった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040519-00000129-kyodo-soci