2004年05月17日(月) 16時04分
「ヤフー」などを会員が損賠提訴 顧客データ流出で(産経新聞)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」の顧客情報流出で損害を受けたとして、大阪の弁護士ら同サービス会員三人が十七日、運営会社「ソフトバンクBB」(本社・東京)と「ヤフー」(同)の二社に対し、原告一人あたり十万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。弁護団によると、情報流出をめぐる損害賠償請求訴訟は初めてという。
訴状によると、二社は三人の住所や氏名、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を保管・管理していたが、今年二月までに第三者に流出させた。三人は「情報は従業員らが不正に持ち出した可能性が高い」と主張。指揮監督を怠った使用者責任に加え、適切な流出防止対策をしなかった管理義務違反と訴えている。
ソフトバンク広報室の話 「訴状が届いていないのでコメントできない」(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040517-00000036-san-soci