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NTTドコモは17日、クイックキャスト(旧ポケットベル)の新規加入の受け付けを6月30日で終える、と発表した。サービス自体の終了時期は未定。90年代前半には女子高生らの間で「ベル友」ブームを生んだが、普及する一途の携帯電話に取って代わられ、最近は赤字が続いていた。
クイックキャストの契約数は3月末で45万7000。前年同期比24.4%減で、ピークの649万(96年6月末)の14分の1以下。03年度の営業損益は19億円の赤字だった。
旧電電公社が68年に始めた「ポケットベル」が前身。87年、端末画面に数字が表示できるようになり、若者の伝言のやりとりに使われるようになった。その後、利用が医療機関など法人中心となる中、01年1月に現在のブランド名に変えた。
ポケベル事業はドコモのほか、破綻(はたん)した旧東京テレメッセージから01年12月に事業を受け継いだ鷹山(東京)と、沖縄テレメッセージが手がけている。
(05/17 21:44)