2004年05月15日(土) 00時00分
体育館でPC盗難/仁賀保高男性教諭(朝日新聞・)
生徒の入試成績など保存 象潟町の県立仁賀保高校の男性教諭(33)が、岩城町の体育館で8日から9日にかけ、私物のノート型パソコン1台を盗まれていたことが分かった。パソコンには同校の1年生196人の入試成績や内申書などの情報が入っていた。同校は警察に被害届を出し、生徒や保護者に謝罪した。
県教委などによると、同教諭は1年生の学年副主任で、バスケットボール部顧問を務めている。パソコンは7日に始まった中央地区総体の会場だった岩城町の体育館で、広報記録の入力に使った。同教諭は8日午後6時半ごろ、体育館にパソコンを置いたまま帰宅、9日午前9時ごろ、盗まれたことに気づいたという。
パソコンには、入試成績のほか、1年生の氏名、住所、出身中学、入試の内申書、担任クラスの生徒40人分の模試の申し込み状況や、バスケット部員24人の名簿などの情報が記録されていたという。
同校はこれまで個人情報はすべてフロッピーディスクなどに保存し、パソコンへの取り込みや、校外持ち出しを禁じていた。盗難後は生徒の個人情報が流出してないか、1日3回、インターネットを点検しているという。
小野一巳校長は「情報管理の徹底を再三指導していたが、自覚の無さで生徒を被害者にしてしまった。どうかパソコンを返して欲しい」と話している。
(5/15)
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5833
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