2004年05月13日(木) 21時01分
乳房温存療法の医師を告発=元患者ら詐欺容疑−乳がん手術で上乗せ徴収・神奈川(時事通信)
神奈川県鎌倉市の大船中央病院が乳房温存療法の乳がん手術で検査費などの実費を上乗せし徴収した問題で、元患者6人らが13日、同療法の国内第一人者とされる同病院の雨宮厚外科部長に対する詐欺容疑の告訴・告発状を県警捜査2課に提出した。同課は近く受理する方針。
告訴・告発状によると、雨宮部長は1994年からの10年間で、2000件以上の乳がん手術をし検査費や一部の手術材料費として1人当たり約5万円を実費として過剰徴収した疑いがある。保険を請求した場合、患者から自費徴収することは、厚生労働省令で禁止されている。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040513-00000442-jij-soci