悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
鮮魚店やスーパーに並ぶ「天然もの」の魚が、本当に天然ものかどうかの全国調査を農林水産省が始めた。6月末までに約3000店で実施する。伝票で仕入れ状況をチェックするほか、化学的な分析もする。悪質な違反例は業者名を公表する。
調査対象は、国内で養殖されている魚の約8割を占めるマダイとブリが中心。ニセの疑いが強い魚は、ある種類の油脂の含有率を分析すると、養殖かどうかを見極められるという。
日本農林規格(JAS)法では、冷凍状態から解凍した魚や養殖魚については、その事実を表示するのが義務とされている。養殖魚であるにもかかわらず「天然」と偽って表示し、不正に品質が高い印象を与えることは禁じられている。
(05/13 02:38)