2004年05月13日(木) 23時14分
捜査資料窃盗の男逮捕 京都、「交番留守に立腹」(共同通信)
京都府警堀川署の交番から捜査関係書類が盗まれた事件で、府警捜査3課と同署は13日夜、窃盗の疑いで京都市北区紫野宮東町、自称会社役員石岡義浩容疑者(41)を逮捕。盗まれた書類を同容疑者のワゴン車から発見、回収した。
調べでは、石岡容疑者は13日午前2時40分ごろから同50分ごろにかけて、同市中京区大宮通錦小路下ルの同署四条大宮交番で、スチール製ロッカーの鍵を壊し、事件被害者の住所や氏名などの個人情報を含む犯罪捜査簿1冊と活動記録表1冊を盗んだ疑い。
調べに対し「交番で道を尋ねようとしたが誰もおらず、むしゃくしゃしてやった。酒に酔っていた」と供述しているという。
事件直後、同交番近くから帳簿のようなものを持った男がタクシーをひろい、同市下京区のマンションで降りたことが判明。マンションの防犯ビデオ映像から石岡容疑者が浮かんだ。マンションには知人が住んでいた。
事件前には同交番の電話で「誰もおらへん。どういうこっちゃ」などと男の声で2度の110番があり、同署は石岡容疑者とみている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040513-00000288-kyodo-soci