2004年05月12日(水) 00時14分
関連HP運営者宅を捜索 ウィニー、ページは閉鎖(共同通信)
ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」の使い方などをホームページ(HP)で紹介し、ソフトの違法コピーを手助けしたとして、京都府警が著作権法違反のほう助容疑でHPを開設、運営する男性の自宅を家宅捜索していたことが11日分かった。
家宅捜索は、ウィニーを開発したとして同容疑で東大大学院助手金子勇容疑者(33)を逮捕したのと同じ10日に行われ、府警によると、男性は捜索を受けた後、HPを自主的に閉鎖した。
ウィニー関連の有力HPで、開発者逮捕と並行してHP運営者の捜査に着手することで、府警はウィニーが絡む違法コピー一掃を目指す強い姿勢を示したとみられる。
HPは「Winny Tips(ティップス)」と呼ばれ、男性が個人的に運営。ウィニーの使い方や設定方法などを初心者にも分かるように詳しく解説、ウィニー最新版のダウンロードもできるため圧倒的な人気を誇り、開設以来のアクセス数は約5700万回に及んでいたという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040512-00000001-kyodo-soci