2004年05月12日(水) 13時02分
改良ハブでも虚偽報告か=三菱ふそう(時事通信)
三菱自動車(昨年1月、三菱ふそうトラック・バスを分社)製大型車のタイヤ脱落事件で、三菱側が「強度を上げた」と説明していた改良型ハブD′型が実際に使用されていなかった可能性があることが捜査当局の調べで12日、分かった。
三菱側は3月24日にリコールを届け出た際、国土交通省に「ハブ破損によるタイヤ脱落事故はD型31件、D′型7件」などと報告。しかし、D′型ハブが実際に使用していなければ、国交省に重ねての虚偽報告をしていたことになり、同社のモラルが再び問われることになりそうだ。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040512-00000988-jij-soci