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2004年05月12日(水) 21時03分

「当選商法」相談相次ぐ 県消費生活センター、注意を呼び掛け /大分毎日新聞

 ◇「プラズマTVおめでとう」あとに「手数料送って」−−「詐欺の可能性高い、絶対に乗らないで」
 シールをめくる形の「シークレットはがき」を使い、「プラズマテレビが当たった」などと唐突に当選を知らせて手数料を要求する手口の当選商法の相談が、県消費生活センターに相次いだ。同一のはがきに対する相談は10、11の両日で5件に上り、同センターは「うまい話には飛びつかないのが一番」と呼び掛けている。
 問題のはがきは、めくると「おめでとうございます!」と大書され「32型プラズマテレビが当選しました」などとして専用の電話番号への連絡を求めている。電話すると、手数料として2万9500円を送金するよう言われるという。今のところ、センターへの相談の中で実際に送金した人はいない。
 シークレットはがきはシールのように両面を張り合わせたはがき。同センターは「めくる時のどきどき感と信ぴょう性で、つい手を出してしまいそうだが、詐欺の可能性が高い。うまい話が知らないところから来ること自体、おかしいと思うべき」と指摘する。【石川淳一】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040512-00000004-mai-l43