2004年05月12日(水) 18時51分
「おれおれ」絡みの預金口座詐欺 畠山被告に2年6月求刑−−地裁論告 /秋田(毎日新聞)
他人に売却する目的で金融機関に口座を開設したとして、詐欺罪などに問われた男鹿市脇本脇本前野、無職、畠山勇蔵(57)と本籍、東京都、無職、小池次利(50)の両被告の論告求刑公判が11日、秋田地裁(田村眞裁判官)であり、検察側は畠山被告に懲役2年6月、小池被告に同2年を求刑した。
起訴状などによると、両被告は昨年11月中旬、男鹿市の金融機関6カ所で、畠山被告などの名義の普通預金口座を開設し、通帳とカード計11組をだまし取った。売却された口座の一部がおれおれ詐欺などの振込先に利用され、被害金とみられる129万円が引き出されていた。検察側は「通帳が悪質な犯罪に利用されることを十分に知った上での金ほしさからの犯行で、身勝手で利欲的」とした。【津村豊和】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040512-00000006-mai-l05