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なじみの薄い制度への関心を高めるとともに、問題点を浮かび上がらせるため、県内の弁護士や研究者らでつくる「市民の裁判員制度を目指す会」「市民のための司法改革を求める愛知の会」が企画した。
当日は第一部で、現職裁判官や弁護士、ロースクール(法科大学院)の学生らが「失恋サンタ殺人事件」という法廷劇を上演。劇は、クリスマスイブに千種区で起きた殺人事件の裁判で、被告人が無罪を主張するというストーリー。証人尋問や被告人質問によって、真実が少しずつ明らかになる展開だ。
第二部では、劇中の検察側と弁護側のやりとりをもとに、一般から公募した裁判員が六組に分かれて有罪か無罪かを評議。第三部で各組が評決を発表し合う。
企画した岩崎光記弁護士は「市民の関心は高くないが、みなさんも裁判員になる可能性がある。子どもを抱えて法廷に行けるのか。模擬法廷を体験してもらい、制度に不都合があれば指摘しないといい制度にならない」と話している。
裁判員役の募集は二十五日まで。問い合わせは、名古屋北法律事務所=電(910)7721=へ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ach/20040511/lcl_____ach_____009.shtml