2004年05月11日(火) 00時00分
消費生活相談 3万5000件 過去最高(朝日新聞・)
「電話トラブル」5倍に
県民生活プラザ
昨年度分まとめ 県内8カ所にある県民生活プラザに寄せられた昨年度の消費生活相談件数は3万5819件で、前年度に比べて70・8%増え、過去最高となった。特に身に覚えのない携帯電話に関するトラブルが最も多くなっている。
相談を商品別に見ると、最も多いのは「電話情報提供サービス」で、1万7398件。昨年度の約5倍で、増加件数でもトップとなった。
内容は、身に覚えのない有料サービスサイトに接続したとして、はがきや電子メールで、高額な情報料の請求が来るなど、携帯電話に関する相談がほとんど。最高で840万円の請求があったという相談があった。男性からの相談が多く、8割以上を占めている。
続いて多いのは、「フリーローン・サラ金」「資格取得用教材」「資格講座」「工事・建築」の順になっている。
同プラザでは、情報提供サービスなどのトラブルで被害に遭わないためには、(1)心当たりがない場合や根拠が不明確な請求は、支払わないようにする(2)氏名や住所、電話番号などの個人情報をそれ以上知られないようにすること、などが大切だという。
全体の相談者の内訳を見ると、男性が約65%、女性が約34%。前年度に比べ、男性からの相談が倍増しているのが特徴だ。年齢別では、20代、30代からの相談が全体の60%を超えた。
商法別で見ると、「資格商法」「内職・モニター商法」「アポイントメントセールス」の順に多かった。
前年度に比べて相談が増えたアポイントメントセールスは「プレゼントが当たった」などといって、商品やサービスを売りつけるもので、特に20代からの相談が多い。複合レジャーの会員権や指輪など、100万円以上の高額な相談が多いのも特徴だという。
(5/11愛知総合)
(5/11)
http://mytown.asahi.com/aichi/news01.asp?kiji=9418
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