2004年05月11日(火) 19時04分
[オフタイム]小学生にも架空請求 /福島(毎日新聞)
ネットの有料番組などの架空請求が後を絶たない。知人宅にも1通の請求書が届いたものの、首をかしげてしまった。
どこから住所と名前を入手したか不明だが、届いた請求は知人の小学6年(12歳)の息子あてだった。未成年の男児が有料番組を契約できるはずもなく、犯人は手あたり次第に架空の請求文を送りつけているようだった。はがきには請求者の住所、連絡先の携帯電話番号、会社名が記載されているが、その住所に会社は実在しなかった。
県警総合相談課によると、小学生あてに請求書が送り付けられた例は珍しいという。ただ、架空請求などの悪質商法の相談件数は04年1、2月の2カ月間で5144件にもなる。前年同時期に比べ約4・8倍以上で、相談の電話も毎日鳴りっぱなしの状態だ。
心配になってパソコンの「お気に入り」にアダルトサイトが並ぶ神戸市に住む弟(23)に気を付けるように電話をしたけれども、「ふーん」と人ごとだった。だから被害が後を絶たない?【生野由佳】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000004-mai-l07