2004年05月11日(火) 15時11分
特製ウィニーで摘発逃れか 東大助手受信専用で(共同通信)
ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発、映画やゲームソフトの違法複製を手助けしたとして、著作権法違反のほう助容疑で逮捕された東京大大学院助手金子勇容疑者(33)が、自分専用としてファイルのダウンロード(受信)機能しかない特製ウィニーを使っていたことが11日、京都府警の調べで分かった。
公開されている通常のウィニーはファイルをほかの利用者に提供するアップロード(送信)機能も備えている。府警は、金子容疑者が開発当初からファイル送信すれば著作権法に違反すると認識し、摘発逃れを図っていたとみて追及する。
府警は容疑を裏付けるため11日午前、東大工学部9号館にある金子容疑者の研究室を家宅捜索し、金子容疑者が使っていたパソコン2台とメモなどを押収した。また同日、金子容疑者を送検した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000108-kyodo-soci