2004年05月11日(火) 20時59分
犯罪防止へ、プリペイド式携帯の本人確認強化(読売新聞)
「おれおれ詐欺」や不法薬物の売買仲介用など犯罪への悪用が絶えないプリペイド(料金前払い)式の携帯電話の販売について、KDDIとボーダフォン、ツーカーグループは11日、購入者の氏名や住所、連絡先などを携帯電話会社の顧客管理システムに登録した後にしか使えないように変更するなど、本人確認を強化すると発表した。
KDDIは8月から、ボーダフォン、ツーカーは年内に実施する。
プリペイド携帯はコンビニエンスストアや玩具(がんぐ)店でも販売されているが、新規契約時に購入者が記入した申込用紙や、身元確認書類のコピーが販売店から携帯電話会社に送られないケースもあり、購入者が把握できていない端末が出回っている。総務省は犯罪への悪用を防ぐため、各社に販売方法の改善を要請していた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000313-yom-bus_all