2004年05月10日(月) 17時01分
飲み残し放置で破裂の可能性=ペットボトル飲料で注意呼び掛け−国民生活センター(時事通信)
国民生活センターは10日、ペットボトルに3分の1ほど入った乳性飲料と炭酸飲料にみそなどを混ぜ、ふたを閉めて、30度の室内に2週間放置したところ、内圧が上昇、ボトルが変形したものもあったため、条件によっては破裂する危険性があると発表した。全国の消費生活センターには2001年4月からの3年間でペットボトルの破裂事故の相談が9件寄せられている。
テスト対象には、相談の中で商品名が確認できた2銘柄を選択。ボトル内圧が上がるのは、混入した微生物が飲料内の糖類を分解し、二酸化炭素が発生することが原因と考え、糖を分解する酵母を含むみそやイースト菌を混ぜた。
また、ボトルに空気を注入し加圧したところ、みそなどの混入による内圧以下でも破裂することがあった。室内で底部が破裂した場合、照明器具を破壊するほどの衝撃があることも分かった。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00000578-jij-soci