2004年05月10日(月) 20時09分
リコール遅いと改善指示 国交省、VWの2万3000台(共同通信)
ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の日本法人は10日、乗用車8車種の部品に不具合があったとして計約2万3000台のリコール(無料の回収・修理)を国土交通省に届け出た。
50件以上のトラブルがあったのにリコールの届け出が遅れたとして国交省はこの日、文書で改善を指示した。
対象は「VWポロGTI」「VWニュービートル」など8車種(1998年8月−2002年7月、03年2月−今年2月輸入)。
ニュービートル、ポロについては、クラッチケーブルの取り付け台座の溶接が不十分で走行不能になったり、スイッチの取り付け不良でブレーキランプが常時点灯するなどの恐れがある。
国交省はユーザーからの情報で昨年11月と12月の2回にわたり、調査を指示していたが、VW側の対応が遅れた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00000215-kyodo-soci