2004年05月10日(月) 23時42分
妊娠中も授乳中も飲酒はNO!ビール大手5社注意喚起(読売新聞)
ビール大手5社(アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー、オリオン)は10日、6月以降に生産するビールなどの酒類製品のラベルや缶表面に、妊婦などが酒を飲むと、胎児や乳児の健康に悪影響を与える恐れがあるとの表示を新たに付け、消費者に注意喚起すると発表した。
妊婦や授乳中の女性が酒を飲んだ場合、へその緒や母乳を通じて胎児や乳児がアルコールを飲み、発育不全につながる恐れがあるとされており、既に米国や韓国などでは、国が警告表示を義務づけている。
日本では法律で義務づけられてはいないが、こうした国際的な流れを受け、ビール大手が自主規制措置として、表示することにした。女性の飲酒が年々増えていることも、背景にある。
アサヒは6月中旬から主力ビール「スーパードライ」の缶製品で、キリンは同月上旬からビール、発泡酒、缶チューハイで表示を始める。各社は、表示対象をワインやウイスキーにも広げる方針だ。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00000415-yom-soci