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AP通信などによると、ドイツの捜査当局は8日、米マイクロソフト社のコンピューター基本ソフト(OS)ウィンドウズの欠陥を狙う新型ウイルス「サッサー」のプログラムを作成した容疑で、高校生の少年(18)を逮捕した。
少年は、ドイツ北西部ニーダーザクセン州の出身。職業学校でコンピューター技術を学び、家族はコンピューター関連のサービス業を営んでいるという。
捜査当局は少年の自宅からウイルスのプログラムを収めたコンピューターを押収した。マイクロソフト社からの情報提供を受けて犯行を突き止めたという。
少年は容疑を一部認めており、取り調べの後、いったん釈放された。調べに対し、別のウイルスを除去するアンチ・ウイルスを作りたかった」と話しており、組織的な犯行の可能性は低いとみられている。
サッサーの被害は5月初めから欧州、北米、アジアなど世界に広がった。ウィンドウズ「XP」「2000」などを搭載したパソコンが攻撃され、感染するとパソコンが勝手に再起動したり、機能しなくなったりする。