2004年05月07日(金) 20時36分
虚偽報告で三菱を指名停止 最も重い1年半(共同通信)
国土交通省は7日、三菱ふそうトラック・バス(昨年三菱自動車から分社)の前会長ら7人が道路運送車両法違反(虚偽報告)や、タイヤ脱落による業務上過失致死傷の疑いで逮捕されたことを受け、三菱自と三菱ふそうを来年11月まで1年半にわたる指名停止処分にした。
国交省の要領では、指名停止期間は最長9カ月。「極めて悪質」な場合は2倍まで延長できるとしており、1年半は最も重い処分。運輸省時代も含め、1年半の指名停止になったのは、2000年のリコール隠しでの三菱自だけで、今回が2例目。
両社を指名停止にしても、ディーラーは別会社で実効性がないため、期間中は両社製の車を購入しない措置を取る。
指名停止をする機関は本省、地方局のほか、海上保安庁、気象庁など。国交省は現在、両社製の清掃車、除雪車などの業務用車両約2000台を保有している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040507-00000224-kyodo-soci