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野球の白いベースにも、広告が掲載される時代が来た。大リーグ機構は5日、公式ホームページで人気映画の新作「スパイダーマン2」のロゴを、一〜三塁ベース上にプリントし、公式戦で使用することを発表した。同映画の封切り前のプロモーションとして、6月11〜13日に全米15球場の試合で使用される。各球場では同時に、映画の広告イベントやグッズ配布も行われるという。
AP通信によると、広告費として大リーグ側は360万ドル(約4億円)の収入を得る。これは15球場のホーム球団にも分配され、ヤンキースとレッドソックスは各10万ドル、他の13球団は5万ドルの収入になるという。
ネーミングライツ(命名権)の売買など多様な商業活動が進む米国だが、今回は著名な消費者問題活動家のラルフ・ネーダー氏が「グロテスクだ。野球ファンは反乱を起こすべきだ」と反発するなど、批判も起きている。
(05/07 00:27)