悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2004年05月06日(木) 11時27分

自動車盗難率、1位は「アリスト」 警察庁が初公表朝日新聞

 警察庁は6日、自動車の車種別の盗難率を公表した。軽自動車を除き、03年中に1000台以上が盗まれた車種について、推定保有台数から盗難率をはじき出した。盗難率は一部の府県で出されたことはあるが、全国平均が公表されるのは初めて。最も頻繁に盗まれたのはトヨタのアリスト(1000台当たり10.1台)だった。

 調査は警察庁や日本自動車工業会などが進める盗難防止策の一環。

 盗難率の2位以下は次の通り。2位ランドクルーザー(同7.1)、3位セルシオ(同7.0)、4位シーマ(同5.9)、5位インテグラ(同5.2)、6位スカイライン(同3.6)、7位キャンター(同3.3)、8位セドリック・グロリア(同3.0)、9位エルフ(同2.8)、10位クラウン(同2.3)。全車種平均の1000台当たりの盗難台数は1.0台だった。

 盗まれる車は、海外などで高額で闇取引される高級車が多いが、ここ数年は高級車に盗難防止装置の標準装備が進み、低額の車種やトラックも多く盗まれる傾向に変わりつつある。

 また、盗難率の高い上位3車種を分析したところ、電子式盗難防止装置がない車が、装置のある車より盗難率が2.7倍から8.6倍高かった。同庁などは、こうした防止装置はかなり有効だとして、今後、搭載の義務化などを検討していく。(05/06 11:27)

http://www.asahi.com/national/update/0506/010.html