2004年05月06日(木) 00時00分
料金、履歴を手軽に照会 iモードでドコモ初導入 (東京新聞)
NTTドコモは6日、インターネット接続サービス「iモード」の通信料金やアクセス履歴などを、利用者本人がパソコンで手軽に調べられる新サービスを8月から順次開始する、と発表した。この種のサービスの導入は業界で初めてという。
これまでデータ通信ができるiモードの料金明細や通信履歴を閲覧するには、同社のサービスセンターに足を運ぶしかなかった。今後は顧客が自宅のパソコンで照会することが可能になり、手間を掛けずに「使い過ぎ」かどうかが分かるようになる。
最近は高額な料金を請求された利用者が「使った覚えがない」と訴えるトラブルが増えていることから、新サービスで顧客の不安感を解消し、iモードの一層の普及を図る狙いがある。
月間の使用料金が高額になった場合に、利用者にメールで連絡する現行のサービスを拡充。これまでの「1万円以上、1万円単位」の通知を「1万円以上、5千円単位」に改め、利用者に小まめに料金を知らせる体制にする。月間の料金明細書は通信データ欄をメール、サイトに区分して利用別に表示し、利用者が通信内容を把握しやすくする。
国内のiモード利用者は約4100万人。ドコモは「生活インフラとしての携帯電話をより安全に利用できるようになる」(営業部)と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040506/fls_____detail__054.shtml