2004年05月04日(火) 20時28分
BSE疑い牛、検査せず 米テキサス州で処分(共同通信)
【ワシントン4日共同】米テキサス州で牛海綿状脳症(BSE)感染の疑いがある牛1頭が、検査を受けずに処分されていたことが分かった。米メディアの報道を受けて米農務省が3日、事実を確認した。
農務省は問題の牛の肉は「食肉用には流通しておらず、人体への影響はない」と強調しているが、米国のBSE検査体制の不備があらためて露呈した形だ。
農務省によると、問題の牛は4月下旬、テキサス州サンアンジェロの処理場で獣医師が見つけた。ふらついて倒れたため「けがをしているか、中枢神経系の問題か、他の健康上の理由」が考えられるという。
これら症状はBSE感染牛が示す特徴であるため、米国の規定では、こうした牛を保存し、脳などの標本を採取、検査することが義務付けられているが、今回は検査措置は取られず、牛は処分に回されたという。
農務省は検査が行われなかったことについて「調査中」だとしている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040504-00000128-kyodo-bus_all