2004年05月03日(月) 21時54分
連休明けにも刑事告発 虚偽報告で三菱自を(共同通信)
三菱ふそうトラック・バス(昨年1月に三菱自動車から分社)の大型車タイヤ脱落問題で、国土交通省は3日までに、法人としての三菱自を道路運送車両法違反(虚偽報告)の容疑で連休明けにも刑事告発する方針を固めた。
三菱自は2000年9月にも、検査時にクレーム関連の資料を隠したとして虚偽報告容疑で、当時の運輸省から告発されている。
02年1月、横浜市で三菱製トレーラーから脱落したタイヤに当たり、母子3人が死傷。車軸とタイヤをつなぐ部品「ハブ」の破損による同様の脱落はそれまでに30数件に上ることが分かった。
国交省は原因を調べて対策を検討するよう指示。三菱自は02年2月「ユーザー側の整備不良によるハブの摩耗が原因」と報告した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040503-00000131-kyodo-soci