2004年05月03日(月) 22時54分
新型ウイルスが流行の兆し パソコン数十万台に被害(共同通信)
【ロンドン3日共同】コンピューターウイルス対策ソフト企業のエフ・セキュア(本部ヘルシンキ)は3日、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の欠陥を突く新型ウイルス「サッサー」が広がり、世界でパソコン数十万台に被害を与えていると発表した。ロイター通信が伝えた。
マイクロソフトは既に自社のホームページで、ウイルス対策の重要度を4段階のうち最高の「緊急」に分類している。また、日本の対策ソフト会社トレンドマイクロは同ウイルスの危険度を「高」としている。
報道によると、「サッサー」はウィンドウズの「XP」「2000」などを搭載したパソコンを攻撃対象とし、昨年夏に世界中で流行したウイルス「ブラスター」と似た性質を持つ。
インターネットに接続しただけで自動的に感染する恐れがあり、感染するとエラーメッセージが出てパソコンがシャットダウンするなどの影響が出るという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040503-00000137-kyodo-bus_all