2004年05月01日(土) 20時24分
車輪脱落12年間で269件 東名などで事故調査(共同通信)
東名高速道路の清水(静岡県)−大井松田(神奈川県)の上下計約180キロの区間と静岡県東部の一般道で、昨年までの12年間に、走行車の車輪脱落事故が269件も起きていたことが1日、民間の調査機関「日本ハイウエイセーフティ研究所」(静岡県沼津市)の調べで分かった。
同研究所はこの区間でけん引作業をしながら、事故のデータを集めており、1992年以降の車輪脱落事故を調べた。
269件のうち、ハブが原因とみられる事故は165件で、うち58件が三菱自動車と三菱ふそうトラック・バス(三菱自から昨年1月分社)だった。ほとんどがハブを車軸に固定するボルトを締め付け過ぎたのが原因らしい。ボルトの緩みや折損は70件だった。
メーカー別では、三菱が77件で最も多く、次いで日野自動車の67件、日産ディーゼル54件、いすゞ自動車31件だった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040501-00000154-kyodo-soci