2004年05月01日(土) 12時01分
殺処分の22万5千羽供養 鶏感染の京都・丹波町で(共同通信)
浅田農産船井農場の鳥インフルエンザ問題で、花を供え殺処分された鶏を供養する地元住民ら=1日、京都府丹波町
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鳥インフルエンザ感染で殺処分された浅田農産船井農場の鶏約22万5000羽の供養が1日、農場のある京都府丹波町で行われ、参加した地元住民ら約100人が「無念のうちに埋められた鶏の冥福を祈りたい」と手を合わせた。
埋設地は同農場に隣接する地元の森林組合所有の山林約3500平方メートル。地元代表の松本昭二さん(77)が「周囲の迷惑を省みない経営方針が今回の鳥インフルエンザの拡大をもたらしたともいえる。環境が再び汚染されないように祈りたい」とあいさつし、献花した。
また地元の小学4年村山彩優香ちゃん(9つ)らが「この地域に花が咲き、ホタルが飛んで、日本中の人に美しい町やな、とほめてもらえる町になってほしい」と環境宣言を行った。
(続)
◎殺処分(2)
埋設地は、家畜伝染病予防法に基づき3年間は掘り起こせない。
(了)(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040501-00000065-kyodo-soci