2004年04月30日(金) 14時11分
三菱自動車を書類送検へ タイヤ脱落事故(共同通信)
横浜市で母子が死傷した大型車タイヤ脱落事故で、三菱自動車(2003年1月、三菱ふそうトラック・バスに分社)が脱落原因について国に虚偽の報告をしたとして、神奈川県警は30日、道路運送車両法違反の疑いで法人としての同社を5月中に書類送検する方針を固めた。
三菱自動車副社長だった宇佐美隆三菱ふそう前会長(63)ら同社首脳が虚偽報告に関与した疑いの強いことが判明し、同法の両罰規定を適用する。
三菱自動車は2000年に発覚した「リコール隠し」でも虚偽報告の疑いで書類送検され、罰金40万円の略式命令を受けている。
関係者によると、三菱自動車製の大型車では1992年から02年1月の横浜市での死傷事故までに、タイヤと車軸をつなぐ部品「ハブ」の破損によるタイヤ脱落が33件と多発した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000113-kyodo-soci