2004年04月26日(月) 10時25分
情報流出 ジャパネット テレビショッピングを再開(毎日新聞)
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自社番組の冒頭で陳謝する高田明社長=長崎県佐世保市のジャパネットたかたスタジオで25日、川名壮志写す |
顧客情報流出問題で営業活動を3月9日から自粛していた通信販売業界大手のジャパネットたかた(本社・長崎県佐世保市)は25日、テレビショッピングを再開した。高田明社長は正午から始まった生放送の衛星放送番組の冒頭で「お客様にご迷惑をかけたことをおわびします。今回の問題を真摯(しんし)に受け止め、今後に生かします」と陳謝した。
同社によると、問題発覚後、顧客情報などを管理するコンピューター室のビデオカメラによる24時間監視▽社員がコンピューターにアクセスする際に必要な認証番号の管理強化と社員教育徹底——などに取り組み、情報漏えい防止に向けた安全管理体制を整えたという。当初は流出問題の真相解明を待って販売再開の意向だったが「これ以上の自粛は経営への影響が大きく、関係者へも迷惑がかかる」として、再開を決めた。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000005-maip-soci