2004年04月26日(月) 02時14分

ジャパネットＴＶ番組再開　損失額１００億円（西日本新聞）

　顧客情報が外部に流出した通販業界大手、ジャパネットたかた（長崎県佐世保市、高田明社長）は二十五日、流出が確認された三月九日から自粛していた営業のうち、テレビショッピングを再開。高田社長は記者会見で、営業自粛に伴う損害が約百億円に上ることを明らかにした。

　同社は二十五日早朝から、名古屋市と東京都の地上波テレビの番組を放送。正午からは通信衛星放送の自社制作番組を生放送し、それぞれ番組の冒頭で、高田社長が「ご迷惑をおかけしましたことをおわびします」と謝罪した。

　番組出演後の会見で高田社長は「真相解明を待って再開したかったが、これ以上、皆さんに迷惑をかけられないと考え、再開に踏み切った」と説明した。同社は二十六日からラジオ番組での販売も再開。インターネットショッピングは五月半ばを目指している。（西日本新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000014-nnp-kyu