2004年04月26日(月) 17時15分
企業文化の立て直し必要 村田次官、三菱自再建で(共同通信)
経済産業省の村田成二事務次官は26日の定例記者会見で、三菱自動車の再建について「人の命にかかわる重要な製品を販売してきた重さを踏まえ、企業文化から立て直す必要がある」と述べ、グループ会社の三菱ふそうトラック・バスのリコール問題などで傷ついたブランドイメージの回復に向けて、抜本的な社内改革を求めた。
村田次官は「どこと提携し、どこに支援を求めるのか、人材を含めて幅広い視野で検討するべきだ」と指摘。国の支援は「産業活力再生特別措置法(産活法)の申請が出れば、法にのっとって判断する」とした。
下請け企業に対する影響に関しては「各地に工場があり、関連会社を含めると社員数も多い。再建が順調に進まないと、かなりの問題を引き起こす。重大な関心を持って当事者の協議を見守りたい」と語った。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000159-kyodo-bus_all