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2004年04月26日(月) 21時10分

最大10万人の情報流出か 日信販の会員カード共同通信

 カード会員の個人情報流出について記者会見する日本信販の大森一広社長(中央)=26日午後、東京都千代田区の東京商工会議所    信販大手の日本信販は26日、同社が発行する「NICOSカード」会員の氏名や住所、電話番号、カード番号などの情報が、最大で約10万人分流出した可能性があると発表した。会員情報の入った光磁気ディスクを作成、ダイレクトメールの発送業者に渡した際に起きたとみて、警視庁と相談しながら調査を進めている。
 日信販では昨年夏にも、住宅ローンの顧客情報を含む書類を紛失する事故が発生した。記者会見した大森一広社長は「個人情報管理の改善策を講じてきたが、非常に残念で申し訳ない。原因究明や情報管理を徹底していく」と述べた。今回、流出した恐れのある情報には、決済に必要なカードの有効期限が含まれず、同社は「悪用された可能性はほとんどない」とみている。
 同社によると、会員4人から今年3月初旬以降、「身に覚えのない有料インターネットサイトの請求書が来た」との相談があり、請求書の氏名などに日信販への届け出と共通の誤りがあったことから、調査を開始した。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000212-kyodo-soci