2004年04月26日(月) 22時13分
日本信販、9万9789人分の個人情報流出の可能性(読売新聞)
信販大手の日本信販は26日、同社が発行するクレジットカード「NICOSカード」会員の一部、9万9789人分の名前や住所、カード番号などの個人情報が流出した可能性があると発表した。
この個人情報を記したMO(光磁気ディスク)には、これとは別に、約22万人分の情報も収められているが、同社は情報流出の可能性はないとしている。
日本信販によると、今年3月9日以降、会員4人から「利用した覚えのない、携帯電話の有料サイトの利用代金請求書が郵送で届いた」と問い合わせがあった。送り主は複数で、いずれも債権管理会社を名乗っていたが、あて名の名前や住所に、日本信販に登録されているものと同じ表現の誤記があったことから、情報流出の可能性が判明した。
4人の情報は、日本信販が業務委託先を通じて会員にダイレクトメールを送るため、昨年12月に作成したMOの中にある6つのファイルのうちの1つにあった。このファイルには、9万9789人分の個人情報が記録されていたという。
日本信販は、警視庁に相談するなどして全容解明に努める一方、情報が流出した可能性のある会員の番号を5月中旬までに新しいものに切り替える。また、電話(0120・254・115)で問い合わせに応じる。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000112-yom-soci