2004年04月26日(月) 17時29分
顧客情報流出の可能性、詳細を調査中=日本信販(ロイター)
[東京 26日 ロイター] 日本信販<8583.T>は同社のクレジットカード「NICOSカード」の会員のうち、約10万人分の顧客情報が外部へ流出した可能性があると発表した。現在、詳細を調査中だとしている。
日本信販によると、3月9日以降、会員から「利用した覚えのない有料サイトの未納料金請求書が郵送された」との指摘があり、問い合わせのあった4件とも請求書に同社保有のデータと同様の誤字などがあった。同社が調査したところ、4件ともに今年1月に保険商品のダイレクトメール送付のためデータを抽出した会員だったことがわかり、外部流出の可能性があると判断したという。1月に抽出したデータは約10万人分。氏名や住所、電話番号、カード番号などが記載されているという。
同社では、社外の調査機関や警察と協力して調査を進めるとしている。会見した大森社長は「多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びしたい」と陳謝している。(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000690-reu-bus_all