2004年04月23日(金) 00時00分
携帯の普及率、北陸で石川1番(朝日新聞・)
ブロードバンドの利用多い福井・富山 ケータイ利用者は石川が多いが、高速インターネット回線の普及は福井、富山が進んでいる−−。北陸3県の新世代の通信事情にこんな傾向があることが、北陸総合通信局のまとめでわかった。
同局によると、3月末現在で携帯電話とPHSをあわせた普及率は石川が70・1%。これに対し、福井は58・6%、富山は58・4%と、全国平均の68・4%を下回っている。同局は「石川には学生や企業の出先機関が多い。新しいもの好きという県民性もあるのかも」と推測する。
一方、2月末現在で大容量・高速のブロードバンドの普及率は、福井で34・6%、富山で33・8%なのに対し、石川は28・0%と低い。主な要因はケーブルテレビ回線を使ったインターネット接続で、福井が14・5%、富山は15・3%なのに対し、石川は5・6%にとどまった。
一般電話回線や光ファイバー網を使ったサービスでは、3県に大差はない。「山間地、過疎地の多い富山、福井はケーブルテレビの普及が進んでおり、特に富山は三重に次いで全国2位の普及率。地域性が直接数字に反映したのでは」と同局。
なお、いずれも北陸3県の平均値は、全国とほぼ同じになるという。
(4/23)
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news02.asp?kiji=6934
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