2004年04月22日(木) 14時06分
運転手、起訴事実認める タイヤ脱落事故初公判(共同通信)
北海道江差町で2月、走行中のダンプカーから外れたタイヤの直撃を受け、男児らが死傷した事故で、整備不良のダンプを運転したとして業務上過失致死傷などの罪に問われた会社社長新谷勝男被告(62)の初公判が22日、函館地裁(園原敏彦裁判長)で開かれ、同被告は「間違いありません」と、起訴事実を認めた。
起訴状によると、新谷被告はダンプの車軸とタイヤを留めるボルト8本のうち1本が脱落し、タイヤが完全に固定されていないのを知りながら修理せずに放置。
2月18日、江差町の国道をダンプで走行中、左後輪のタイヤ2本が外れ、うち1本(重量約110キロ)が歩道を歩いていた吉田斗夢ちゃん=当時(3つ)=と祖母(64)を直撃、斗夢ちゃんが死亡、祖母が軽いけがをした。
新谷被告が運転していたのは、三菱ふそうトラック・バス製ではなく、別会社製だった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000123-kyodo-soci