2004年04月21日(水) 19時44分
釜飯材料の不当表示で2社指導−−県県民生活安全課など /岐阜(毎日新聞)
県県民生活安全課などは20日、商品の表示と異なる県外産の材料を加えて「釜めしの素」3種類を製造していたとして、高根村のタカネマリオンフーズ(山下大吾社長)と同社に納入していた高山市の山一商事(山下喜八郎社長)の2社に対し、JAS法と景品表示法違反で口頭指導した。
タカネマリオンは、生協東海コープ事業連合(名古屋市)を通じて、東海3県内の組合員に「釜めしの素」(シメジ、きのこ、山菜)の3商品を販売。実際には、中国産や長野県産を使用しているにもかかわらず、商品の表示には「飛騨野麦峠を中心とした岐阜県産」のみを使用とうたってた。
両社は「需要が増えて材料が不足したため使った」と話しているという。コープ事業連合の自主調査で明らかになった。【西口宏】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040421-00000007-mai-l21