2004年04月21日(水) 21時06分
独立品質委で再発防止へ=ブランド回復に課題山積−三菱ふそう(時事通信)
三菱ふそうトラック・バスのビルフリート・ポート社長と堀道夫・新会長は21日、都内のホテルで記者会見し、商用車のリコール問題を踏まえ、独立した品質諮問委員会を設置することなどを柱とした再発防止策を発表した。これを機に同問題に区切りを付けたい考えだが、三菱ブランドの失墜は深刻で、母体である三菱自動車の経営再建にも影響は及びそうだ。
品質諮問委員会は、堀会長のほか社外専門家数人で構成、分析結果をポート社長に毎月報告する。また、親会社の独ダイムラークライスラーに倣い試験部門を開発部門から独立させ、品質管理体制を強化。中間管理職12人による企業文化改革推進委員会も設置する。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040421-00000187-jij-bus_all